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ザ・シチズンが得意とする「和紙文字盤」。

  • beeflygood22
  • 2024年3月5日
  • 読了時間: 2分

ダイヤルは、ざらっとした質感のシルバーカラー!スペシャルなウォッチ、早速ディティールを見ていきましょう。

見て下さい!ザ・シチズンが得意とする「和紙文字盤」。その中でも特に上質な「土佐和紙」に、プラチナ箔を「砂子蒔き」という技法で散らしています。綺麗ですねー…!その他はどこまでもシンプルな植字で、ダイヤルのデザインが最大限に引き立ちます。

本日は、土佐和紙について解説していきたいと思います。土佐和紙とは、国の伝統工芸品に指定されている和紙のこと。和紙と言っても色々な種類があるわけですが、その中でも指折りの「薄さ」と「丈夫さ」を兼ね備えます。相反するような要素を両立させているんですね。

その歴史は古く、平安時代に書かれた「延喜式」という書物には、既にこの頃から高知県に当たる地方で製紙が行われた記録が残っています。鎌倉時代には幕府公認の「和紙」となって大量生産・献上されたのだとか。土佐和紙の製紙技術の基盤になったと言えますね。

その後江戸時代までは販売技術・スーパーコピー製造技術ともに飛躍することとなり、書物としては勿論の事衣服にも用いられたくらいだといいます。しかしその後明治維新・二度にわたる世界大戦などを経てその需給は大幅に低下します。現在では伝統を守る新しい取り組みとして文化財の修復材料として国がバックアップしていたり、皆様の身近にも雑貨ショップで様々な形で販売されていたりと、新しい形でその存在を確認することができます。

この「ザ・シチズン」も、そんな和紙のバックボーンに共感したのかも…?しれません。



 
 
 

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