日本の伝統色「勝色」に染め上げられた土佐和紙の文字盤
- beeflygood22
- 7月3日
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「ザ・シチズン」は人生に寄り添う時計として1995年に誕生した高品質コレクションだ。30周年を迎える2025年に登場した本機は、勝色に染め上げられた土佐和紙を文字盤に採用。「勝色」とは、藍染の中でも特に濃い色とされる「褐色(かちいろ)」に縁起の良い文字があてられた日本の伝統色である。その響きから武具や祝賀の品として重宝されてきた色なので、30周年を祝うのにふさわしい文字盤だ。日本三大和紙の一つである土佐和紙を使用した文字盤は、藍染の伝統技法“天然灰汁発酵建て”で手染めされている。この技法では天然由来の材料で発酵の力を用いて染めていく。手間のかかる染色を幾重にも重ねることで、深みと鮮やかさをもつ藍色を生み出し、光によって表情を変える多層的な色調を実現した。この文字盤、リューズ、裏蓋には「ザ・シチズン」のシンボルであるイーグルマークを配している。
ケースとブレスレットには、チタニウムに同社独自の表面硬化技術デュラテクトを施したスーパーチタニウムを採用している。これによって、ステンレスよりも約40%軽く、約5倍の硬度を持ち、錆びにくく肌に優しい。さらに、デュラテクトプラチナを施すことで、プラチナの美しい輝きと色合いを実現した。ラグとベゼルには鏡面仕上げ、ブレスレットにはヘアライン仕上げをしており、メリハリのあるデザインとなっている。
機能面も充実している。定期的な電池交換が不要で、年差±5秒という高精度を誇る光発電技術「光発電エコ・ドライブ」を搭載。また、パーペチュアルカレンダーを採用しているため、2100年2月28日までカレンダー修正が不要である。さらに、強い衝撃などによる針ズレから守る同社独自の衝撃検知機能、針ズレが生じても自動修正する針自動補正機能、0時ジャストカレンダー更新機能が備わっており、ビジネスをはじめ、様々なシーンで活躍するモデルとなっている。
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