top of page

アヴァンギャルドな腕時計を一度は見ておいていただきたいと願うばかりである。

  • beeflygood22
  • 2024年12月26日
  • 読了時間: 3分

輪列の基本設計はオリジナルを踏襲しているが、本機には2018年の「フリーク ヴィジョン」で初搭載された特許取得の独自機構「グラインダー自動巻きシステム」が組み込まれた。これは4枚のブレードを搭載したフレームに振動錘を接続することで、巻き上げシステムに対して2倍のエネルギー伝達効率を得ることが可能。もちろん、時刻合わせはベゼル、手巻きは裏蓋で行うという構造は「フリーク ワン」にも踏襲された。


このように2001年のデビューより進化し続けてきた「フリーク」はユリス・ナルダンが謳う通り、まさしく“キネティックアート(=動く美術作品)”という新たな価値観を高級時計の世界にもたらし、それから20年以上を経て名作コレクションとなった。ディスクとギア、ブリッジが何層も重なりあって回転し、時を刻むフリークは見ていて飽きることがない。時計を愛する人ならば、これほど歴史的にも意義深く、アヴァンギャルドな腕時計を一度は見ておいていただきたいと願うばかりである。


個性あふれるコラボレーションモデルを展開する「ノワールモンX」コレクションから、フランス出身の独立時計師、ヴィアネイ・ハルターとのコラボレーション第二弾となる「ヴィアネイ・ハルターⅡ」が発表された。1994年にムーブメント開発会社を設立し、独立時計師として活動を始めたハルターは機械に対する深い愛情を持ち、夢を工学的に実現することをひとつの哲学としている。彼の作品は天文学やサイエンスフィクション、歴史的な時計からインスピレーションを受けており、代表作「アンティコア」や「ディープスペース・レゾナンス」は、ヴィンテージの職人技と未来的なアイデアが融合した唯一無二のタイムピースと高い評価を受けている。

ルイ・エラールCEOのマニュエル・エムシュは、今回のコラボレーションを次のように語っている。「ヴィアネイと共に創作するということは、友情を深めながら限界を打ち破ることです。この時計はまさに共同作業コラボレーションの賜物です。スチームパンクのリベット、オフセンターのダイアル、そして大胆で繊細なディテールが盛り込まれています。インディペンデントでオート・オルロジュリーの全てのコードを備えつつも、手の届く価格帯に収まり、日常使いに適しながらも目を引くデザイン。このコラボは、ヴィアネイとの偶然の電話がきっかけで始まった奇跡のプロジェクトでした」。


「ヴィアネイ・ハルターⅡ」は、レトロフーチャーなスチームパンクの世界観をデザインに取り入れた「アンティコア」から着想を得ており、2020年に発表されたコラボレーション第一弾「エクセレンス トリプティック レギュレーター リミテッドエディション」よりも、ヴィアネイ・ハルターの芸術的なDNAを強く反映した印象だ。12個の5Nゴールドリベット付きベゼルを備えた43mm径のラウンドケースには、サテン仕上げの5Nレッド・ギルトメッキを施し、縦型の時間表示を特徴とする“レギュレーター”デザインの文字盤をセッティング。この文字盤にサテン仕上げのダイヤモンドカット面取りが施されたチャプターリングとカウンターリングを巧みにレイアウトすることで、ユニークなフェイスデザインを作り上げた。



 
 
 

最新記事

すべて表示
「BR-05 スケルトン ファントム セラミック」が搭載する「BR-CAL.322-1」は、54時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメントである。

プロフェッショナルな航空計器からインスピレーションを受けて開発されたBRシリーズは、“四角の中に丸”という揺るぎないコンセプトを掲げ、開発されている。機能への妥協がなく、都会的で洗練されたタイムピースを求める人々に向けたコレクションとして人気を獲得。その中でも全身を漆黒で纏...

 
 
 
日本の伝統色「勝色」に染め上げられた土佐和紙の文字盤

「ザ・シチズン」は人生に寄り添う時計として1995年に誕生した高品質コレクションだ。30周年を迎える2025年に登場した本機は、勝色に染め上げられた土佐和紙を文字盤に採用。「勝色」とは、藍染の中でも特に濃い色とされる「褐色(かちいろ)」に縁起の良い文字があてられた日本の伝統...

 
 
 
実際に日本で1番売れているコレクションでもありますので、初めてブライトリングを持つ方にもおすすめできる一本です。

「梅雨に入り、ジメジメした天気が続いております。」という文章から始めようと用意しておいたのですが、いつの間にか猛暑です。びっくりしてます。雨の日もそうですが、猛暑の日は家にこもってNetflexでドラマを見て過ごす日が多いです。最近はよく、昔に放送していたドラマの配信も多く...

 
 
 

Comments


記事: Blog2_Post
  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by サイト情報交換。Wix.com で作成されました。

bottom of page